コーディングクイズ No.16：JavaScript基礎（変数と代入）

July 6, 2025

毎日コーディングクイズシリーズ！今回はJavaScript基礎の変数と代入について、実践的なクイズ形式で学習しましょう！

🎯 問題

ECサイトのショッピングカート機能を実装する際に、以下のコードを実行するとコンソールに表示される結果はどれでしょうか？

// ショッピングカート機能の実装
var totalPrice = 1000;
let itemCount = 3;
const taxRate = 0.1;

console.log("初期価格: " + totalPrice);

// 商品を追加
totalPrice = totalPrice + 500;
itemCount = itemCount + 1;

console.log("商品追加後: " + totalPrice);
console.log("商品数: " + itemCount);

// 税込み価格を計算
var finalPrice = totalPrice * (1 + taxRate);
console.log("税込み価格: " + finalPrice);

// 別の変数に最終価格を代入
let displayPrice = finalPrice;
console.log("表示価格: " + displayPrice);

上記のコードを実行した際の、コンソールに表示される全ての出力結果を選んでください。

A. 初期価格: 1000 / 商品追加後: 1500 / 商品数: 4 / 税込み価格: 1650 / 表示価格: 1650
B. 初期価格: 1000 / 商品追加後: 1500 / 商品数: 4 / 税込み価格: 1650.0 / 表示価格: 1650
C. 初期価格: 1000 / 商品追加後: 1500 / 商品数: 3 / 税込み価格: 1650 / 表示価格: 1650
D. 初期価格: 1000 / 商品追加後: 500 / 商品数: 4 / 税込み価格: 1650 / 表示価格: 1650

答えを確認する

✅ 正解：A

正解

正解は A です！

解説

このコードは変数の宣言（var、let、const）と代入の基本的な動作を示しています。JavaScriptでは変数の値を更新する際に、元の値に新しい値を加算または置き換えることができます。

選択肢A: 正解です。totalPriceは1000から1500に更新（1000 + 500）、itemCountは3から4に更新（3 + 1）、税込み価格は1500 × 1.1 = 1650となります。
選択肢B: 不正解です。JavaScriptでは整数の計算結果が整数の場合、小数点は表示されません。1650.0ではなく1650と表示されます。
選択肢C: 不正解です。itemCountは元の値3に1を加算するため、結果は4になります。3のままではありません。
選択肢D: 不正解です。totalPriceは元の値1000に500を加算するため、結果は1500になります。500に置き換わるわけではありません。

実際のECサイト開発では、このような変数の更新処理は頻繁に発生します。商品の追加・削除、価格の計算、税込み価格の算出など、正確な変数の操作が重要になります。また、const で宣言した taxRate は定数なので値を変更できませんが、var や let で宣言した変数は後から値を更新できる点も重要なポイントです。

// 実際の出力結果
初期価格: 1000
商品追加後: 1500
商品数: 4
税込み価格: 1650
表示価格: 1650

変数と代入を理解することで、動的なWebアプリケーションの基礎を固めることができます。次は関数を使った処理のまとめ方や、より複雑な計算処理に挑戦してみましょう！

💡 ポイント

変数の更新: 「変数 = 変数 + 値」の形式で元の値に新しい値を加算できます
変数の種類: var、letは値の更新可能、constは定数で更新不可
数値の表示: 整数の計算結果は小数点なしで表示されます
実用性: ECサイトのカート機能やフォーム計算で頻繁に使用される基本パターンです

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コーディングクイズ No.16：JavaScript基礎（変数と代入）

✅ 正解：A

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